文様関連 故事・ことわざ集2
桐一葉(一葉落ちて天下の秋を知る)
・桐は、ほかの木よりも早く秋の気配を感じて落葉する為、小さな事で形勢の悪化や衰退の兆しが現れたことの暗示とする意味。
鯉の滝登り
・一の栄達・立身出世することをいう。
・中国の黄河の上流を上った鯉は、化して滝となった伝説からいう。
桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
・桜は枝や幹を切ることそこから腐りやすいので切っては行けない。梅は切らないと無駄な枝が伸びて翌年花が咲かなくなる。
雪中の松柏(しょうはく)
・節操が極めて堅いことをいう。
・松,柏は常緑で寒い雪の中でも葉の色を変えない為、困難の中にあっても節操を代えない人のたとえ。
鷹は飢えても穂を摘まず
・正義の人は窮しても不正をしないたとえ
脱兎の如し
・非常にすばやいことのたとえ
泥中の蓮
・悪い環境に染まらずに、心の清らかさを保って正しく生きるたとえ。
・蓮は泥沼に生きながら清らかな美しい花を差かす。
瓢箪から駒が出る
・意外なところから意外なものが現れることをいう。

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