柄意味言葉集4
17.蓮の花文[荷花](かか)
・中国では夏の象徴
・仏教的には、無上の象徴花
18.隠笠文(かくれがさ)
・笠をかぶると、どこからも見えないという想像上の宝物の意味
・吉祥の意味をもつ
19.梶の葉文(かじのはもん)
・平安時代には、七夕祭(乞巧奠)に用い、詩歌などを書き(笹の葉ではない)二星を祭った。
・古代より神事によく使われた。その為、神文として多く使われた
(例)諏訪神社
また、柏の葉も古代より神事によく使われた。その為、神教とする例が多い。
20.蟹文(かにもん)
・甲羅をかぶり武装しているので、尚武の意味がある。
*尚武は武芸を尊うこと。
21.唐獅子(ライオン)
・優美と勇猛の象徴
22.獅子狩文(ししかりもん)
・馬上から騎士(又は王)が獅子を射る姿の図
・王冠により王名が判別できる為、王権を象徴する意味がある。馬はまた、天馬としてみる場合もある。

戻る

目次にもどる

次へ